この日曜日(9/4)、佐渡島で開催されたトライアスロンレースに参加・完走してきました。
これまで佐渡のレースには26年前の第2回大会(1989年)と22年前の第6回大会(1994年)の2回参加、完走しており今回で3回目の挑戦でした。
↑ レース終了後、完走メダルとフィニッシャーズ・タオルとともに!
佐渡トライアスロンにはAタイプとBタイプの2つがあり、Aタイプはロングタイプ(3.9kmスイム+180kmバイク+42kmラン)でBタイプ はミドルタイプ(2.1kmスイム+105kmバイク+21km)です。先回、先々回ともにAタイプでしたが、今回、私の参加したのはBタイプでした。
佐渡に限らず、これまでのレースはずっと妻や家族が同伴してくれていたのですが、今回は色々な諸事情によって、9月2日(金曜日)私一人で佐渡に渡 りましたが、レース前日の9月3日(土曜日)、小学校時代からの親友F君が伊丹(兵庫県)から駆けつけてくれてレースの応援をしてくれました。F君、本当 にありがとう!
そして今回家族が応援に来れないということで、GPS内蔵のスポーツウォッチとスマホをレース中携帯して、家族全員とF君にネット経由で現在位置を モニタしてもらうという新たな試みを行いました(世間的には当たり前な時代なのかもしれませんが、私にとっては画期的な挑戦でした)。
← レース中のモニタ画面はこんな感じ
レース当日、夜も明ける前、F君とレース会場に向かいました。
朝日が昇り始める頃、Aタイプのスイムスタートを見送った後、両腕にゼッケン番号をナンバリングしてもらい、いよいよレースモードに入りました。
Bタイプのスイムスタートは7時30分。日が昇ると同時にジリジリと日差しが照りつけます。
そんな中、号砲とともにいっせいにスイムスタートして海で泳ぎ始めました。
透明度の高い、水温25度と比較的温かい水をバトルにももまれながら沖合約1kmのブイへ!
ブイエリアを折り返すと今度はスタート地点の砂浜に向かってさらに約1kmのスイム!
スイムを上がるとウェットスーツを脱いで次の種目バイクへ。
今回のレースのために淡路島のアワイチ練習をしたおかげで、バイクは快調に走ることができました。
← バイクスタート
特に佐渡島の南側のコースは左に海を眺めながらの、まさに「風になる」状態でした。
ところが島の南端の小木の坂を越えたあたりからお腹が痛み始めました。
はじめは右だけだったのですが、バイクを終える頃には、みぞおちからおへそのあたりまでのお腹の深部全体が引きつるような痛みに襲われ始めました。
そのとき私の頭によぎったのは「熱中症?」でした。だとするとバイクの後に待ち構えている20kmのランは難しいかも。でもなんとか完走したいという気持ちを強く思いながらバイクを終えました。
ランをスタートしようとした頃の日差しは尋常ではなく、待っていてくれたF君も「応援してるだけでクラクラするわ~!樋口、無理するなよ!」と声をかけてくれました。
この猛烈な暑さを感じる訳が、天候のせいなのか、あるいは自分の体調不良のせいなのか、わからないままランをスタートしましたが、やはり普段のペー スで走ることができません。でも徐々にペースをつかみ始めて、これならゴールができるかもしれない、という気持ちにまで自分を持って行くことができまし た。
暑さ、そして日陰のほとんどないコースのため、途中のエイドステーションでは体中に水をかけてもらいながら、足にできてはつぶれるマメの痛みに耐えながらなんとかゴールすることができました。
ゴールの充実感、達成感、そして満足感は最高でした!!!
レーススタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、応援に来てくれたF君、応援にこれなかったけど遠くから応援してくれた家族、皆さん本当にありがとうございました!
やっぱりトライアスロンはいいなぁ、と改めて感じました。
もう還暦、でもまだ還暦。
一生青春です!