はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン大会レポ 田中彰
6月17日 天候曇り
スイム2.5km 47分25秒-50位
バイク55km 1時間59分36秒-1位
ラン 20km 1時間32分44秒 18位
総合 4時間19分45秒 6位
スイム 2.5km
宮島の大鳥居をスタートし、しばらく宮島の海岸を平行して西へ進み熊ヶ浦(安芸グランドホテル西側)を目指して横断する2.5kmのワンウェイコース。
スタート地点へ向かうべく、大鳥居の下をくぐった時はなにか妙な興奮が起きた。
(本当にこんなところでレースが出来るのかという、気持ちの高ぶりだったのだろうか)
スイムスタートは300人一斉のフロ-ティングスタートであったが、混雑もなくすぐにばらけ、自分のペースで泳げた。
全くと言っていいほど、スイムの練習はしていなかったため、タイム的にはこんなものであると納得。
バイク 55km
バイクコースはほんとうにアップダウンが激しく、スタート直後から登ったり下ったりの連続。
近場で言うなら、姫上線の上郡の高田台の住宅街のような雰囲気のコース。
しかし、沿道には途切れることなく応援者がが声援してくれる。
この声が後押ししてくれて、序盤からペースを上げて順位を10km手前では藤原選手に追いつき追い越して行きました。
しかし、簡単に抜かせてはくれません。
終始、お互いにペースを上げながら前の選手をことごとく抜かしていきました。
そんな調子で進んでいくと、大きな集団に追いつきました。
河村選手、松下選手等、各地の大会で常に上位に入ってくる選手達です。
そんな中を自分が抜いていくというのが、不思議で溜まりませんでした。
その集団とも、登り区間で揺さぶってみると見事にばらけ、藤原選手とのマッチレースになってきました。
ラスト2kmほどの登りで、じわじわと差を広げ5位に浮上。
さらに前を行く、2人の選手の姿が見え一段とスピードアップし高橋選手等も抜かして単独3位まで浮上しそのままバイクゴールとなりました。
ラン 20km
トランジッションでランへの準備をしていると、藤原選手が飛び込んできて先にランコースへと行かれてしまいました。
(結果、バイクゴール時点では4位となりました)
正直なところ、ここまでは僅かではあったが予想はしていた。
バイクで全力を尽くし、行けるところまで行ってランで潰れても仕方がないと...
すぐに、後ろから高橋選手が追いついてきて、抜かれてしまうと想定していたが、高橋選手もバイクでの疲労により全く走れなくなってしまったようだった。
常に後ろを気にして、登りでは歩きたくなるようなペースで
ランのコースは、最初の5kmはほぼフラットで次の5kmは登ってきて、折り返しのあとは下りっぱなしと、かなり体力を費やすコースです。
後ろを気にしながらの走りでしたが、10km先の頂上折返しまではなんとか4位のまま通過。
その後、下りで二人に抜かされ、ラスト1kmでどんどん追い上げられ、ゲーが出そうなくらいラストスパートをして、何とか逃げ切り6位入賞となりました。
総合6位も嬉しいが、強豪がいる中でバイクラップ1位を獲得できたことが非常にうれしい。
ダイナモによる通勤トレーニンが結果的に効果があったと思われる。
また、NEWバイク「クオータ、K-FACTER」が自分には非常にマッチしているようで、今回のような成績を収めることができたと思う。
次のレースは皆生トライスロン。
今回は出番が無かったZIPPのホイルでさらにかっとんでやろうと思います。