無事にゴールした後に、セントレアの時と同じく、白戸太郎さんが「おかえり」と言いながら、
ずっと欲しかったIRONMANメダルを掛けてくれて、握手しました。
そして、先にゴールしていた山田道場のW見さんがいたので、少しお話しして、完走証を
もらいにいくと、奥さんがいました。
何故だかちょっと泣きそうになりながら、「無事に終わったよ」と報告して、記念撮影。
またW見さんと少しお話ししていたのですが、この辺りから身体が冷えて寒くて仕方なく
なってきたので、野菜スープだけもらって、ホテルへ戻ってお風呂へ入ることに。
途中でスタート前に預けた荷物を引き取って、ホテルまで歩いて戻って、その脚で大浴場へ
向かって温泉につかったんですが、おそらくエネルギーがほぼ空になっている状態で、
熱を発生させる余力がなくなってしまったのか、なかなか寒気が納まらず20分ぐらいは
ずっと湯船に浸かっていたと思います。
ようやく寒気が少しマシになってきたので、部屋に戻って、もう一度みんなの応援に行こうか
と思ってたんですが、あまりにもお腹が空いたので、とりあえず軽くご飯を食べることに。
晩御飯を食べ終わったぐらいから、また寒気がしてきて、強烈なダルさに襲われました。
途中まではゴール地点へ向かったのですが、このままでは動けなくなるかもと思って、
ホテルへ戻ることに。
ホテルに戻って布団に入っても寒気が止まらず、予備の掛け布団を掛けてもらって、
ようやく少し寒気が納まるといった状態でした。
ホテルの外では、まだまだたくさんの選手がゴールへ向かっています。
そして、その選手たちを応援する声、フィニッシュ地点から聞こえる完走者を称える
アナウンス。
いつもレース後は最後までゴール付近で応援することにしています。
途中で「ゴールで会おう」と声を掛けたみんなとゴールで会うためです。
しかし、今回ばかりはゴールで待つことが出来ず、みんなを応援したいけど、動けない自分が
情けないな~と思いながら、そのまま眠りにつきました。
今回のIRONMANについては、当初からエントリー費が高いとか、運営がどうとか色々な声が
聞かれましたが、僕にとってはIRONMANはトライアスロンを始めたときからの目標であり、
今まで6回ロングに出場したけれど、やはりIRONMANという称号が欲しかったので、開催が
決まった時点で、奥さんを説得して出場を決めました。
確かにエントリーやその他にかかる費用を含めれば、他の大会の倍以上のお金が掛かりました。
僕の今のレベルでは、到底ハワイのスロットには届かないことも十分理解していました。
ロングはいかに自分の実力を客観的に把握し、作戦を立て、それを実行に移すかが結果に
直結すると思っているからです。
それでも、やはりIRONMANに出たかったし、出て良かったと思います。
第1回大会なので、いろんな不手際やもうちょっとな~と思う部分もありましたが、それは今後、
洞爺湖でIRONMANが続くならば改善されていくことでしょう。
来年も出ますか?と聞かれれば、家庭の事情や色んな事情があるけれど、「可能な限り出たい!」
というのが本当のところです。
IRONMANはまた他の大会と違って独特の雰囲気もありますしね。
出来ればもう少しエントリー費を安くしてほしいのですが、今後は高くなっていくのでしょうねぇ。。
まあ、ロングを楽しみたいとかお祭り的な雰囲気を楽しみたいのなら、他の大会の方が良いのかも
しれません。
ただ、IRONMANの世界を楽しみたければ、やはりIRONMANでしか味わう事は出来ないのは
間違いありません。
とりあえず、長々と書いた参戦記はこれで終わりです。
ちょっとブログを始めたばっかなので張り切ってかいてしまった感もありますが、もし来年も出るときには
読み返せばコース攻略のヒントになるかもと思って、細かい部分も書いてみました。
また、時間があれば、今回のデータをもとに、あれこれと独りよがりの分析をしてみたいと思います。
今回、IRONMAN JAPANに参加された皆さん、お疲れさまでした。
応援したいただいた皆さん、ありがとうございました。